京都パンジー通信
                    
 KYOTO PANSY TSUSHIN

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■病害虫1

マグロヒョウモンの幼虫は「スミレ属植物」を食草にしているため「パンジー、ビオラ宿根ビオラなどが
食害されます。生息地域は中部地方より西が中心ですが中部地方より東の地域でも発見されたという情報があります。
地球の温暖化、食草が年間を通じて安定していることなどが日本において生息域を広げている原因とも言われています。


1 ツマグロヒョウモンの成虫

この蝶を見かけたら産卵されている可能性があります。注意が必要です
2 パンジーの苗に産み付けられた卵

成虫は葉の裏側に1〜3粒ずつくらい産卵していきます。周辺にある全ての株の葉の裏側を丁寧に調べて下さい。卵は取り除くかつぶしてください。
成虫の産卵は食草がある限り何度も繰り返されます。
根気強く対処してください。
3 葉にかじられた跡

幼虫が食害している可能性があります。細かな黒い糞も目印になります。
4 孵化した幼虫

葉の裏側を丁寧に調べて下さい。孵化して間もない幼虫です(約2o)。この段階で見逃してしまうと被害が大きくなります。早急に捕殺してください。
5 成長した幼虫

幼虫は最大5cmくらいにまで成長します。色は黒地に赤い縞模様です。ここまで成長すると小さな苗であれば丸坊主にされてしまいます。葉以外に花も好んで食害します。大きな緑色の糞も目印になります。早急に捕殺して下さい。毛虫用殺虫剤も即効性はあまり期待できないように思います。
6 蛹

成長した幼虫は動きが鈍くなりコンテナの縁などに体を固定します。幼虫はやがて蛹になります。蛹の背中にはメタリックグリーンに輝く何かが?