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■2010年5月導入時(屋外プラ舟)
◇底砂の洗浄と殺菌
「プラ船」の底砂には園芸用の「硬質赤玉土」を使用します。 最初にふるいで微塵を取り除いた後、丁寧に水道水で洗浄します。
次に沸騰した湯を底部より約2cm入 れ殺菌し一晩置きます。
◇水草、ろ過装置の設置と注水
翌日、可能な範囲で洗浄した水生植物(今回はナガバオモダカ、コウホネ)を植付けた鉢、浮遊植物(ドワ
ーフ フロッグビット)、ろ過装置を設置します。
特に水生植物には農薬などの異物が付着していないか注意が必要です。ビオトープ用として販売してい
る業 者から購入されることをお勧めします。又水質維持を最優先とするため化学肥料の使用もお勧めで
きません。
次に水道水を注水します。注水直後は濁っていますが翌日以降には驚くほど透き通ってきます。この状
態で数日間待つことで塩素が消散し水質が安定します。プラ船は比較的浅いので水位を確認してからろ
過装置の試運転を始めます。.
◇到着したメダカの水あわせ
いよいよメダカを容器に放流する準備が整いました。
しかしながら入手したメダカをいきなり放流することは避けましょう。メダカを少しずつ新しい環境に慣
らす作業を「水あわせ」といいます。
急激な水質の変化はメダカに大きなストレスを与えます。
1 メダカの入ったままのビニール袋をプラ船の水の中に浮かべ1時間かけて水温を合わせます。
2 ビニール袋内の水を半分捨ててプラ船内の水を半分注入し1時間待ちます。
(
この段階で死んでいたり明らかに不具合のあるメダカは隔離します)
3 メダカのみを網で慎重に掬い取りプラ舟内に放流します。
私の場合は
1 バケツに「プラ船内の水」をビニール袋内の水量と同量注水します。
2 メダカの入ったビニール袋を浮かべて約1時間かけて水温を合わせます。
3 ビニール袋内の水とともにメダカをバケツに慎重に放流します。
4 約1時間後メダカのみを網で慎重に掬い取りプラ舟内に放流します。
■フィレンツェボールプランター 360
睡蓮鉢360:直径最大36cm×全体の高さ20.0cm:容量10.5L には底砂として「メダカソイル」を
1`グラム使用しています。メダカソイルは鉢底に敷き詰めた後ゆっくりと注水します。洗浄は不要です。
注水後2日間で水の濁りがなくなりました。鉢の内側が少し薄黒くなりましたが後にイシマキガイを入れる
と美しく掃除してくれました。
「メダカソイル」には本来水質を安定させる成分が含まれていますが、プラ船と同型のろ過装置も設置し
ています。鉢の大きさと比べてみてもろ過装置が過剰設備であることは言うまでもありません。水生植
物を設置くスペースがなくなってしまったので水草(マツモ)、浮遊植物(オオサンショウモ、ドワーフフロ
ッグビット)のみです。
■2010年8月 夏
■2011年11月 秋
■2012年6月
ろ過装置を「水作エイトドライブM(電動ポンプ)」から「ロカボーイS(エアーポンプ)」に変更
■2013年1月
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