京都パンジー通信
                    
 KYOTO PANSY TSUSHIN

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 cultivation




■病害虫2

1 アブラムシ

花、葉、を食害します。二次的には「ウィルス病」を感染させます。「ウィルス病」に効果的な薬品はないのでアブラムシの駆除が重要です。


予防
密植を避けて風通しを良くして下さい。又周辺の雑草をまめに抜くことも大切です。定植後にオルトラン粒剤を散布しておくと効果が持続します。

対処
オルトラン粒剤、オルトラン水和剤、ベニカXスプレーなど
2 ハダニ

葉、茎を食害します。食害されると葉は「霜降り状」に白くなります。又進行すると葉は水分を失い枯れてしまいます。特に宿根ビオラは食害されやすく注意が必要です。

予防
極度の乾燥を避けて下さい。育苗中であれば葉の裏側にスプレーを使って散水することも有効です。何より予防が大切です。

対処
殺ダニ剤を散布して下さい。ハダニは同じ薬品を使い続けると効果が薄くなる性質があります。成分の違う薬品を数週間おきに散布すると効果が高くなります。。この場合は薬品メーカーのホームページやJAなど専門知識を持ったスタッフに相談されることをおすすめします。


薬品は「製品名」が違っても「成分は同じ」場合もあるため専門知識が必要になります。
3 ウィルス病(キュウリモザイクウィルス)

1 本来「絞り咲き」ではない品種で花や葉が萎縮する(写真は花が萎縮したビオラ)。
2 葉に白い病班(ふ入り葉)や異様な光沢が見られる。

ウィルスに感染した植物からアブラムシによって媒介され次の植物に感染します。


予防
周辺の雑草をまめに抜くことやアブラムシを駆除します。


対処
発症した株を除去して下さい。アブラムシによって二次感染することを防ぎます。効果的な薬品はありません。
4 灰色カビ病

原因はカビの一種で比較的気温が低く湿度の高い条件下で発生します。葉に褐色で軟化した病班を生じます。

予防
過湿を避けて風通しを良くして下さい。

対処
発症した株を除去し殺菌剤を散布して下さい

ダコニール、マンネブダイセンなど